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LET L23 SUPER BLANIK 保守点検ページ 保守点検一覧へ Topへ戻る

Ⅷ.縛帯交換の検討 2008/4  ※点検整備は有資格者の指導のもとに実施しています
 現況
※ 縛帯(シートベルト)は使用8年が経過、帯が毛羽立って長さ調整が困難になりました。

純正品を入手するか、ガドリンガー製(ブラニク仕様)にするか、その他を採用するか検討致しました。
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ベルト長さ  
1 選定方針
・純正品は同様の事象懸念が生ずるので純正品以外を模索する。

・日本国内で耐空性に合致する製品があれば検討する(耐空検査員殿より)。

・該当がなければ、ドイツガドリンガー社製ベルトを採用する。
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 代替品候補1  
2 T社製ベルト
・奇遇にも同僚が「F1レース用のシートベルト」を所有しておりました。
拝借し早速装着したところ、非常に丈夫でずっしりしておりました。
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 代替品候補2  
3 全景
・L23オリジナルと本製品の違いは、ベルト幅が広いことです。これを装着するためには機体本体に細工が必要となります。
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 幅の比較  
4 サイズと費用
・BLANIK純正ベルトの幅は45mm、T社製Form系ベルト幅は70mmです。
・機体のベルト止め幅はW=50mmです。
・T社製Form系ベルトはガドリンガー製に比べ10,000円ほど安価です、2組で20,000円程安価です。
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5 選定結果
・機体に細工を施したくはないので、T社から概算見積(45mm幅製品)を頂戴したところ、ガドリンガー社製の単価と同様になりました。
・今回はガドリンガー社製品を採用しました。
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    その後交換し飛行に問題無。


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