 |
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1 L23搭乗者の方へ。
・L23の呼称は「アカシアブラニク」です。
・「出発前の機長の確認」を実施して下さい。
・前席搭乗者重量は70kg(min)~110kg(max)までですが、前席には固定バラスト15kgが搭載されています。後方限界一杯での飛行は厳禁です。
体重(70kg)+固定15kg=85kgになるようにバラスト調整願います、詳細はウェイトバラスト表で確認願います。
・本機の超過禁止速度(VNE)は230km/hです。
・本機の失速速度は60km/hです。
・最少沈下速度は80km/hです(平穏な気流時)。
・最良滑空比速度は90km/hです(平穏な気流時)。 |
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2 操縦席内にて。
・キャノピーの開閉はキャノピー左手のレバーです。
・高度計規正値はQNHです。鬼怒川滑空場の標高は165mですので「高度計を165mにセット」して下さい。
・ 縛帯は純正品改め「ガドリンガー式」に変更しました。
・VWは120km/hです、通常90~100km/h曳航です。
・VTは150km/hです。
・レリーズレバーは正面黄色のノブです。
・ダイブブレーキは左側の青色レバーです。L23にはフラップ機能はありません。
・ランドブレーキは左手床上のレバーです、ダイブブレーキはランドブレーキと連動していませんので、ご注意下さい。 ・オーディオバリオは装備していません。
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Ⅱ.出発準備 |
 |
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3 曳航ヒューズ 。
・L23曳航用TOSTヒューズは「赤色」を使用して下さい。
(G103TwinⅡも赤色です)
(AS-W15B,AS-K23,Discusb,G102-CS,AS-Ka6e/Ka8bは青色です)
(AS-K13,AS-K21は黒色です))
・曳航リングは「スモールリング」を装着して下さい。 |
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4 対地・対空確認。
・曳航リングがレリーズに装着されると、担当者が完了報告を行います。
・この後パイロットは対地・対空の安全確認を行って下さい。滑走路への侵入者には特に注意して下さい。
・安全確認が完了後、翼端保持者に「出発準備よし」の合図を送ります。その後翼端は上がり「出発」を迎えます。 |
Ⅲ.無線通信(出発時) |

ウィンチ曳航時 |
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5 鬼怒川滑空場はHF無線(グライダー専用無線)を使用しています、出発時の通信方法は下記のとおりです。
WT時
・発アカシアブラニク:「鬼怒川ピスト・アカシアブラニク準備よし」。
・発鬼怒川ピスト:「鬼怒川ウィンチ・アカシアブラニク準備よし、張り合わせ」。
・発鬼怒川ウィンチ:「アカシアブラニク・張り合わせ」。
---ウィンチが張り合わせをします---
・発鬼怒川ピスト:「出発!」。
・発鬼怒川ウィンチ:「出発!」。
---時には「ウィンチ赤!赤!赤!」 で停止します--- |

航空機曳航時 |
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AT時
・発アカシアブラニク:「鬼怒川ピスト・アカシアブラニク準備よし」。
・発鬼怒川ピスト:「4○○○・張り合わせ」。
---曳航機が張り合わせをします---
・発鬼怒川ピスト:「出発!」。 |
Ⅳ.無線通信(曳航時) |
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6 曳航中の通信方法は下記のとおりです。
WT時
速度について(遅い時)
・発アカシアブラニク:「ウィンチ・80プラス(+)」。
・発鬼怒川ピスト:「ウィンチ・80プラス(+)」。
又は(速い時)
・発アカシアブラニク:「ウィンチ・110マイナス(―)」。
・発鬼怒川ピスト:「ウィンチ・110マイナス(―)」。
方向について
・発鬼怒川ウィンチ:「アカシアブラニク・山へ」。
・発鬼怒川ピスト:「アカシアブラニク・山へ」。
又は
・発鬼怒川ウィンチ:「アカシアブラニク・川へ」。
・発鬼怒川ピスト:「アカシアブラニク・川へ」。 |
Ⅴ.無線通信(離脱時) |
ウィンチ曳航時 |
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7 離脱時の通信方法は下記のとおりです。
WT時
・発鬼怒川ウィンチ:「アカシアブラニク・離脱確認」。
・発鬼怒川ピスト:「アカシアブラニク・離脱確認」。
・発アカシアブラニク:「離脱高度550m」。
・発鬼怒川ピスト:「550m了解」。 |
航空機曳航時 |
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AT時
・発アカシアブラニク:「鬼怒川ピスト・アカシアブラニク離脱しました高度760m」。
・発鬼怒川ピスト:「760m了解」。
---この時グライダーは右へ旋回します---
---曳航機は左に旋回し急降下します---
衝突を避ける為です。 |
Ⅵ.無線通信(場周時) |
 |
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※場周はピスト横通過時「高度320m以上」でお願いします。
8 場周時の通信方法は下記のとおりです。
・発アカシアブラニク:「鬼怒川ピスト・アカシアブラニク場周します、高度320m」。
・発鬼怒川ピスト:「アカシアブラニク・場周了解、ランウェイクリア、地上の風○○○度、△mです」。
・発アカシアブラニク:「アカシアブラニク了解」。 |
 |
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※注意
・場周宣言したら徐々に速度を増し、L23は90km/hで進入して下さい(平穏な気流時)。
・RW34への進入は、川が蛇行している為、進入軸線に錯覚を生ずることがあります、滑走路を常に確認して下さい。
・着陸時ランドブレーキを最後まで引続けると、ノーズが前のめりになって「ガッタン・・」テールを打ちつけてしまいます。
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Ⅶ.機体運搬 |
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9 地上牽引。
・最近アカシアOBは、車で機体を牽引しています。
・牽引時は必ず前席に搭乗状態で願います。
・牽引車と翼端の接触には十分に注意を払って下さい(緊急時は離脱して下さい)。
・牽引時L23のキャノピーは閉じるか又はキャノピーとヒンジを傷めないように手で支えて下さい。 |
Ⅷ.飛行風景 |
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10 飛行風景。
パイロット I上会員
・再生はHTML5video パソコン側のアドオンは不要です。 |